金属塗装分野

断熱型&放熱型
セラミックコーティング

断熱や放熱の機能をもたせたコーティング剤を使用して塗装します。
約100ミクロンという薄膜で効果を発揮するというのが大きな特徴です。

断熱型セラミックコーティング

断熱型セラミックコーティングは一液性の高温断熱用のコーティングです。セラミックを主体とする耐熱温度の高いコーティングベース剤に熱伝導率が低くなるように様々な材料を添加しています。
コーティング後のコーティング表面は結晶塗装のようなザラついた状態になります。

応用分野1

この断熱型セラミックコーティングは様々な場面で使用することが出来ます。
弊社では、モータースポーツの場面において2輪・4輪ともに数多くの実績があります。
マフラーに『断熱型セラミックコーティング』を施工する事により、マフラー外への放射熱を低減させることが可能に。余分な熱放射を抑える事で排気ガス温度が上がり、排気ガスの運動エネルギーが上昇し排気効率のアップにつながります。
一方、マニホールドに『断熱型セラミックコーティング』を施工することによってエンジンルーム内の温度が低下し、吸気温度が下がりトルクアップ・レスポンスアップを体感できます。また周辺機器への熱害も防ぐことが出来ます。


マニホールド

車両停止中
57℃ 吸気温度

車両走行中
28℃ 吸気温度

応用分野2

『断熱型セラミックコーティング』を塗装工場の熱風乾燥炉の内側に施工する事で炉壁からの放射熱を低減させることが出来ます。
保温性が上がり、光熱費の削減になるため、省エネ化、カーボンニュートラルの実践が可能となります。

放熱型セラミックコーティング

断熱型セラミックコーティングとは対極をなす放熱型セラミックコーティング。セラミックを主体とするコーティングのベースに熱伝導率が高く比表面積を広げるための材料が添加されています。
これも結晶塗装のような表面になりますが、このザラザラな面で表面積を増やしています。

応用分野1

この放熱型セラミックコーティングも モータースポーツの場面では2輪・4輪ともに数多くの実績があり、ラジエーターオイルクーラーに施工する事によって内部より積極的に放出される熱を走行風などで冷やし、積極的な熱交換を促進します。


オイルクーラー

ラジエター

インタークーラー

実際の観測データ



ターボ車のインタークーラーに施工した場合
吸気温度が32℃→25℃へ

応用分野2

エアコンの室外機のフィン部分に放熱型セラミックコーティングを施工する事も有効的です。これにより、熱交換を促すことが出来るようになります。

断熱型&放熱型セラミックコーティング剤(塗料)の販売を始めました。

詳しくはこちらから

お問い合わせはこちらから

tel. 052-881-7857

受付:月~金 (9時~17時 担当:磯貝)